YouTubeで中田敦彦さんが「雑談の一流、二流、三流」という本を紹介していました。
とても興味深く、面白い内容でした。
私も読んでみようと思い、近くのTSUTAYAに行ってきました。
すぐに見つかると思い、探していると、別で興味のあるものを見つけちゃいました。
それが・・・
吉田幸弘さん著 「リーダーの一流、二流、三流」
ほほう。続編かな?と思いましたが、著者が違いました。
吉田幸弘さんは、会社での数々の経験を基に、人材育成コンサルタントで活躍されている方です。
私も若い子が入社してきて、ボチボチ中堅になってきたので、ここいらでリーダーの勉強をしなくてはと思い、早速読んでみました(^▽^)/
とても勉強になりました。
内容が非常に豊富なので、私が気になったところを読んでの感想になります。
結論から言うと
私なりにまとめさせて頂くと、理想のリーダーは「太陽の様な存在になる」ということです。
具体的に言うと、リーダーとして明るく元気に振る舞うということです。
何でもしてくれるリーダーより、
「ちゃんと働きぶりを見てくれている。」「元気をくれる。」
といったリーダーが部下は成長するし、モチベーションがあがります。
リーダーに昇格した途端、人が変わったかのように、できない部下にイライラしたり、地位を振りかざしてくる人っていますよね。
「前はあんなに優しかったのに・・・」
と思うことが多々あります。
リーダのタイプ
リーダーには「引っ張っていくタイプ」と「押し上げるタイプ」があります。
「引っ張っていくタイプ」は威張っているリーダーでなければついて行きます。
リーダーがどんどん指示をだして統率力もとれます。
ですが、それでは部下はリーダー以上の能力は発揮できないのです。
それではリーダーがいつまでも忙しいですし、リーダーに頼り切って
いざという時
「えー、私よくわかんなーい!」状態になります。
一方で「押し上げるタイプ」は、メンバーが自ら考え能動的に動くチームが作れます。
リーダーは共感する
部下に共感できる上司が信頼されます。例えば・・・
部下が落ち込んでいた際は「元気出せよ。」ではなく、「大変だったな。」と部下の気持ちに寄り添います。
気持ちを合わせることで信頼されます。
部下に指示を出すときは「いいからやれ。」ではなく、「その仕事をやる理由」を明確に説明します。
理不尽な対応をとりません。
部下に過去の話をする時は、成功談より失敗談を話します。
部下は成功談より、失敗談に共感するからです。
リーダーは全体を見る
私の上司にもいましたが、部下の仕事に無関心のリーダーは愛想をつかされます。
部下はリーダーの仕事ぶりを見ているのではなく、自分を見てくれているかを気にしています。
仕事に勝とうとする必要はありませんが、部下の仕事に興味をもって、理解しようとする姿勢が大切です。
リーダーのほめ方、しかり方
皆の前でほめる事は、一部の部下にはプレッシャーや劣等感を与えてしまうので、個別に一対一でほめるのが良いとされています。
しかり方。というか、指摘の仕方ですが、好かれようとも嫌われようともする必要はありません。
修正する事柄に対し、感情的にならず指摘すれば良いのです。
無責任、理不尽な事に対し部下は不満を持ちます。
しっかり理由を伝えれば、嫌われません。嫌味っぽくいったらダメですよ(^▽^)/
まとめ
以上の事から、リーダーは全体を見る太陽の様な存在である事が分かったと思います。
完璧を求めすぎるとリーダーは悪い方向に向かっていきます。
部下以上に出来る必要はありません。
皆の力を借りて、チームで進んで行くのです。
自分が出来ないことを隠さず、気負わず、遠慮せず、明るく元気にリーダーをする。
そうすることで、部下も元気になる。
「実るほど頭が下がる稲穂かな」私の好きな言葉です。
本書は他にも実践できる素晴らしい方法が多数掲載されています。
興味のある方は是非読んでみてくださいね(o^―^o)
ここまで読んでくださりありがとうございました(^▽^)/
ではまた☆彡
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