嫁はスイカが大好きです。
スイカが市場に出だしたら
「初物だぁーー」
と買ってきます。
初物は高いですよ。2千円に届くのではないかという勢い。
確かにスイカは美味い。
でもバナナの方が美味くない?
多い、甘い、安い。三拍子。
高くても買っちゃう。何ででしょうか。
食品の値段は希少性
値段の高いか安いかを決めているのは、希少性です。
買う時期に手に入りやすいか、手に入りにくいか、それだけです。
バナナが作るのが難しくって、手に入りにくかったら絶対高いです。
あんなに甘くて、種も無く食べやすいものはありません。
実際は小さな種あるんですけどね( ´艸`)
スイカがゴロゴロ出来る世の中であったら、皆夢中にはなりません。
少し甘くて、やたら種の多い果物です。
メロンだって、甘いキュウリです。
滅多に食べられないものだから、高くても食べたくなるんですね。
人は味を確かめたい生き物
滅多に食べられないと
「最近食べて無いなぁ。どんな味だったかなぁ。」
と脳内で味を思い出しながら、その味が合っているか確かめたくなります。
だから、高くても買ってしまうんですよね。
ウニやイクラだって、あんなに不味いのに(好きな人すみません)
たまに、どんな味か確かめたくて頼んじゃいます。
そして一口食べて、
「うん。上手くないな。」と納得します。
人は思い出にもお金を出すんですね。
人の嗜好はそれぞれ
育ってきた環境で味覚は養われて行きます。
その時に食べた思い出であったり、感じた衝撃であったり。
「なんでそんなものが美味しいの?」
と思うでしょうが、その人にとって、
「あの時、皆で食卓を囲んで食べた○○美味しかったなぁ。」
「腹ペコで食べた○○美味しかったなぁ。」
といった思い出があります。
美味い、不味いはその人の育ってきた環境が大きく関わっているので、
その人によって物の価値も違うってことですね。
大人になって思い出す、お母さんの卵焼き。
1000円でも買いませんか?
まとめ
食べ物の値段基準
高くても買う理由
私もおじいちゃんになった時、
家族みんなで食べた朝食を思い出し涙するでしょう。
もう一度食べられるなら、年金を全部はたいてでも食べると思います。
今ある幸せ。噛みしめて行きましょう。
ここまで読んでくださりありがとうございました(^▽^)/
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